結論
犬の下痢に血が混じる場合、鮮血が大量・繰り返す・元気がないときは緊急です。少量の血が1回だけで元気なら数時間様子を見られますが、基本的には早めの受診が安心です。
血便の色と出血部位
血便は出血部位により色が異なり、鮮血(赤い血)は大腸や直腸からの出血を示し、黒色便(タール便)は胃や小腸など上部消化管からの出血を意味します。
主な原因には、ストレス性の一過性出血、食物アレルギー、寄生虫感染、炎症性腸疾患(IBD)、出血性胃腸炎などがあります。特に出血性胃腸炎は、トイプードルやヨークシャー・テリアなどの小型犬に多く、急激に悪化することがあります。
詳しくは「犬の胃腸炎の原因・症状と治し方」をご覧ください。
こんな場合はすぐ受診
ジャム状の血便が出る、24時間以内に複数回の血便がある、血便と同時に嘔吐を繰り返したりぐったりしている場合は、夜間でも救急動物病院へ連絡してください。
様子見できるケースの目安
一方、便に少量の鮮血が付着している程度で、犬が元気に走り回り、食欲もあり、嘔吐がない場合は、12時間ほど様子を見ることも可能です。ただし翌日には動物病院に相談しましょう。
血便の写真を撮っておく(獣医師への説明用)
食事は半日〜1日控え、水は少量ずつ与える
症状が悪化したらすぐ受診する
まとめ
犬の血便は色と量、全身状態で緊急度が変わります。大量の鮮血・繰り返す・元気消失は緊急サイン。迷ったら早めに動物病院へ連絡しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。