結論
犬のくしゃみ・鼻水は感染症・アレルギー・異物・歯周病など複数の原因が考えられます。透明な鼻水で元気なら様子見OK、黄色や緑の鼻水・鼻血・食欲低下がある場合は受診しましょう。
くしゃみ・鼻水の主な原因
犬のくしゃみや鼻水には、以下の原因が考えられます。
感染症(ケンネルコフなど)
ウイルスや細菌による上気道感染症です。
咳を伴うことが多く、発熱や元気消失を伴う場合もあります。
多頭飼育環境やペットショップ出身の犬に多くみられます。
アレルギー
花粉やハウスダストが原因で、季節性のくしゃみが特徴です。
皮膚のかゆみを併発することも多く、犬アトピー性皮膚炎と関連するケースもあります。
鼻腔内異物
草の種や小さな異物が鼻に入ると、突然の激しいくしゃみを引き起こします。
片側だけの鼻水やくしゃみが特徴です。
歯周病(口腔鼻腔瘻)
重度の歯周病により歯根部に穴が開き、口と鼻がつながることがあります。
くしゃみや膿性の鼻水が出ることがあり、特に犬歯の病変に注意が必要です。
こんな場合はすぐ受診
・鼻水が黄色・緑色・血混じりの場合
・くしゃみが数日続く、または激しく連続する
・元気がない、食欲がない、発熱がある
・片側だけから鼻水が出る(異物・腫瘍の可能性)
様子見でよいケース
上記に当てはまり、他に気になる症状がなければ1〜2日様子をみても問題ありません。 ただし症状が悪化したり、3日以上続く場合は受診をおすすめします。
アレルギーが疑われる場合、皮膚症状を併発していることが多いです。 詳しくは「犬の皮膚病の症状と原因」もご参照ください。
まとめ
犬のくしゃみ・鼻水は感染症やアレルギー、異物、歯周病など様々な原因があります。透明な鼻水で元気なら様子見OKですが、色付きの鼻水や全身症状がある場合は早めに受診しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。