結論
見た目や触感だけでは良性・悪性の判断はできません。しこりを見つけたら2週間以内に動物病院で検査を受けましょう。脂肪腫のような良性腫瘍も、悪性腫瘍も外見が似ていることがあります。
しこりの種類と特徴
犬の皮膚や皮下にできるしこりには、大きく分けて良性と悪性があります。
良性腫瘍の例として、脂肪腫(しぼうしゅ)が代表的です。 脂肪細胞が増殖したもので、柔らかく動きやすいのが特徴。 痛みはなく、ゆっくり大きくなります。
一方、悪性腫瘍には肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)などがあります。 グレードにより悪性度が異なり、早期発見・治療が重要です。
見た目だけでは判断できない理由
脂肪腫と肥満細胞腫は外見が似ていることがあり、触診だけでの鑑別は困難です。確定診断には細胞診や病理検査が必要になります。
病院での検査と受診の目安
動物病院では、しこりに細い針を刺して細胞を採取する細胞診を行います。 この検査で腫瘍の種類をある程度判断できます。
さらに詳しい診断が必要な場合は、しこりの一部または全体を切除して病理組織検査を実施します。
こんな場合はすぐ受診
しこりが急に大きくなった、赤みや潰瘍がある、複数のしこりが同時に現れた場合は、すぐに動物病院を受診してください。
しこりの大きさ・場所・発見日を記録する
写真を撮って変化を比較できるようにする
はやめに動物病院で検査を受ける
詳しくは「犬の腫瘍(がん)│初期症状・抗がん剤の副作用と費用、治療の選択肢を解説」をご覧ください。
まとめ
犬のしこりは見た目で良性・悪性を判断できません。発見したら早めに動物病院で細胞診を受け、適切な治療につなげましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。