結論
体重1kgあたり100ml以上の飲水は異常のサインです。腎臓病・糖尿病・クッシング症候群などの可能性があり、数日続く場合は動物病院を受診しましょう。
水を大量に飲む原因と病気
犬が急に水を飲む量が増えた場合、以下の病気が隠れている可能性があります。
慢性腎臓病は、腎機能が低下して尿を濃縮できなくなり、薄い尿を大量に排出するため水を多く飲むようになります。高齢犬に多く見られます。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、副腎からホルモンが過剰分泌される病気です。発症した犬の90%以上に多飲多尿が見られます。
糖尿病は、血糖値が高くなることで尿量が増え、水分補給のために多飲になります。体重減少を伴うことが多いです。
このほか、子宮蓄膿症(メス犬)や尿崩症なども多飲の原因となります。
1日の飲水量を計測する(給水前後の重さを記録)
尿の色や回数の変化を観察する
食欲・元気・体重の変化を確認する
こんな場合はすぐ受診
体重1kgあたり100ml以上の飲水が2〜3日続く、嘔吐や食欲不振を伴う、ぐったりしている場合は早急に受診してください。
飲水量の目安
正常な飲水量は体重1kgあたり50ml前後です。60〜100mlは要注意、100ml以上は明らかな異常です。5kgの犬なら500ml以上で受診を検討しましょう。
まとめ
犬の多飲は腎臓病や糖尿病など深刻な病気のサインです。飲水量を記録し、体重1kgあたり100ml以上が続くなら早めに受診しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。