結論
猫の開口呼吸は緊急性が高いサインです。犬と違い、猫は通常口を開けて呼吸しません。10分以上続く場合や安静時に起きている場合は、すぐに動物病院を受診してください。
猫が口を開けて呼吸する原因
猫の開口呼吸は「パンティング」とも呼ばれ、重大な病気のサインである可能性があります。
心臓や肺の病気が最も多い原因です。肥大型心筋症などの心疾患では、心不全が進行すると肺に水がたまり、呼吸困難を引き起こします。
そのほか、猫喘息や肺炎などの呼吸器疾患、胸水貯留、熱中症、重度の貧血なども原因となります。
一方、激しい運動直後や強いストレス(病院への移動など)で一時的に起こることもあります。この場合は数分で落ち着きます。
こんな場合はすぐ受診
・安静時なのに口を開けて呼吸している
・10分以上続いている
・舌や歯茎が青白い・紫色(チアノーゼ)
・ぐったりして動かない
・呼吸のたびに胸やお腹が大きく動く
開口呼吸に気づいたときの対処法
すぐに涼しく静かな場所に移動させる
抱っこや無理な移動は避け、安静にさせる
5〜10分経っても治まらなければ病院へ連絡
夜間・休日でも救急対応の病院を探す
移動時はキャリーケースに入れ、過度な刺激を与えないよう注意してください。呼吸困難の猫は酸素不足で急変するリスクがあります。
事前の備え
夜間対応の動物病院の連絡先をあらかじめ確認しておくと、緊急時に慌てずに済みます。
まとめ
猫の開口呼吸は緊急サインです。一時的なストレスや運動後でなければ、心臓や呼吸器の病気が疑われます。安静時に起きている場合は、夜間でもすぐに動物病院を受診しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。