結論
成猫なら24時間以上食べない場合は受診を検討してください。肥満猫は36時間が限度で、それ以上の絶食は肝リピドーシス(脂肪肝)のリスクがあります。
年齢別の様子見できる時間
猫の年齢によって、様子見できる時間は大きく異なります。
1〜2ヶ月齢:8時間以内
2〜3ヶ月齢:12時間以内
3〜4ヶ月齢:16時間以内
1歳以上の成猫:24時間以内
子猫は低血糖を起こしやすいため、成猫より短い時間で受診が必要です。
また、完全に食べない・水も飲まない状態が36時間続いた場合や、少しは食べるが食欲低下が72時間(3日)以上続く場合も受診してください。
こんな場合はすぐ受診
嘔吐や下痢を伴う、ぐったりしている、体重が急激に減っている場合は、時間に関係なくすぐに動物病院へ。肥満猫は絶食が36時間を超えると肝リピドーシスのリスクが高まります。
なぜ絶食が危険なのか
猫が食べない状態が続くと、体は脂肪をエネルギーに変えようとします。しかし猫は脂肪酸をうまく代謝できず、肝臓に脂肪が蓄積してしまいます。
これが肝リピドーシス(脂肪肝)です。肝機能が低下し、さらに食欲が落ちる悪循環に陥ります。特に肥満猫は発症リスクが高いため、早めの対応が重要です。
食欲低下の一般的な原因
ストレス、フードの好み、口内の痛み、消化器疾患など様々です。原因の特定には獣医師の診察が必要です。
詳しくは「猫の胃腸炎の症状と治療法」をご覧ください。
まとめ
猫が食べない場合、成猫は24時間、肥満猫は36時間が様子見の限度です。子猫はより短い時間で受診を。嘔吐や元気消失があれば即受診してください。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。