結論
猫の粗相は病気とストレス両方の可能性があります。動物病院で尿検査を受け、膀胱炎などを除外することも重要ですが、最も気を付けるべきは『𠮟らないこと』です。
粗相の原因は大きく2つ
猫がトイレ以外で排泄する原因は、「病気」と「行動の問題」の2つに分かれます。
病気が原因の場合、膀胱炎や腎臓病で頻尿になり、トイレまで我慢できないケースがあります。
特に多いのが特発性膀胱炎(とくはつせいぼうこうえん)で、猫の下部尿路疾患の半数以上を占めます。
血尿や頻尿、排尿時に鳴くといった症状が見られたら、病気の可能性が高いでしょう。
行動の問題の場合、以下が考えられます。
トイレが汚い・砂が気に入らない
引っ越しや家族構成の変化によるストレス
多頭飼いで他の猫にトイレを邪魔される
マーキング行動(特に未去勢のオス)
ストレスが原因の場合、猫自身も不安を抱えてやむを得ずしていることが多いです。絶対に叱らないでください。
まずは動物病院で検査を
粗相が始まったら、最初に尿検査・腎臓検査を受けることをおすすめします。
病気がないと確認できて初めて、トイレ環境やストレス要因の改善に取り組めるためです。
自宅でできる対策
トイレは「猫の頭数+1個」設置し、1日2〜3回掃除を。砂の種類を変えてみるのも有効です。
こんな場合はすぐ受診
血尿が出る・何度もトイレに行くが尿が出ない・ぐったりしている場合は尿道閉塞の可能性があり、命に関わります。すぐに動物病院へ。
まとめ
猫の粗相は病気とストレス両方の可能性があるため、まず動物病院で検査を。叱らず、トイレ環境の見直しも並行して進めましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。