Q&A

猫の後ろ足がふらつく・立てない|緊急受診すべき?

原因と受診目安を獣医学に基づき解説

約2分

結論

猫の後ろ足が急にふらつく・立てない場合は緊急性が高い症状です。脊髄損傷や血栓症の可能性があり、24時間以内の受診が推奨されます。すぐに動物病院へ連絡してください。

後ろ足の異常で考えられる原因

猫の後ろ足がふらつく・立てない原因は多岐にわたります。

骨・筋肉・関節の異常から、末梢神経系、中枢神経系(脳や脊髄)まで様々な原因が考えられます。

特に注意が必要なのは以下の2つです。

脊髄損傷:高所からの落下が最も多い原因。時間経過で回復が困難に
動脈血栓塞栓症:心臓病に関連し、血栓が後ろ足への血流を遮断。激しい痛みを伴う

そのほか、猫伝染性腹膜炎(FIP)などの感染症、糖尿病による神経障害なども原因となります。

すぐに病院へ行くべきケース

後ろ足の異常は、原因によっては命に関わる緊急事態です。

こんな場合はすぐ受診

急に立てなくなった/後ろ足が冷たい・触ると痛がる/呼吸が荒い/よだれを垂らしている/ぐったりしている

脊髄損傷が疑われる場合、神経は時間が経つほど回復が難しくなります。必ず24時間以内に受診してください。

動脈血栓塞栓症は、後ろ足が急に動かなくなり、足先が冷たくなるのが特徴です。心臓病を持つ猫に多く、発症後の治療開始が早いほど予後が改善します。

病院への運び方

脊髄損傷が疑われる場合、背中を動かさないように段ボールの底や、板、硬いクッションなど、平らで固いものの上に乗せ、必要であれば、タオルなどで身体を優しく包み、板にテープ等で固定してずれないようにしましょう。事前に病院へ電話し、緊急であることも伝えましょう。

まとめ

猫の後ろ足が急にふらつく・立てない症状は緊急性が高いです。脊髄損傷や血栓症の可能性があるため、様子見せず24時間以内に動物病院を受診してください。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や治療方針は個体差が大きいため、必ず獣医師にご相談ください。

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